A/Bテストから見るチラシ作り。

A/Bテストを行いました。
A/Bテストとは2種類の異なるデザインを用意し、デザインによるお客様の反応率の違いを分析するテストです。

美容室チラシ反応率を研究

美容室チラシ反応率を研究

今回ご紹介するテスト内容は、美容室のオープニング告知チラシで新聞折込をします。
2種類のデザインとは↓
A.女性モデルを全面に写真を配置したデザイン。
B.店内写真を全面に写真を配置したデザイン。
を用意しました。
裏面は全く同じです。

美容室のロケーションは郊外に店舗があり、近くには大学があります。
駅まで約200mです。

さて、どちらのデザイン案が反応が良かったでしょうか?
感のいい人はもうお分かりでしょうか?
答えは…..


答えは
B.の店内写真を全面に写真を配置したデザイン。でした。

少々、強引なクイズになってしまいましたが簡単にご説明します。
まず、チラシを折り込みする時点で近くに大学はあるものの
一人暮らしの大学生はそもそも新聞をとっていない人が大半でチラシを
見てもらえるチャンスは少ない。

折り込みチラシは火曜日と週末の2回多く折り込まれます。
今回は火曜と週末の2回に分けて折り込みいました。
多く折り込まれる2回のうち、主婦は火曜日のチラシを熱心にチェックします。
CMでもお馴染みの「火曜市」など、どのスーパーも特売日でチラシを折り込みます。
主婦はチラシ要チェックの日なのです。

そんな節約家の主婦は30代〜です。
となると若い女性モデルのチラシより雰囲気が分かり、共感できるのは店内写真を配置したデザインになります。

よって結果は女性モデルチラシより店内写真チラシの方が倍も反応率が違いました。

もちろん、上記だけの分析では大雑把すぎますが、ひとつのデータは収集できますよね。
また、デザインのパターンを複数用意することでひとつのデザインで勝負するよりリスクヘッジにもなるので、A/Bテストはよても良い方法の一つかもしれませんね。

今回ご紹介させて頂いた美容室は
西宮門戸厄神にあるヘアーサロン LUONTO (ルオント)さんです。
少人数のスタッフでこだわりのお店です。